私の中学時代は楽しくありませんでした。
 考えていることも体も、大人なんだけど、この事実を大人に知られてはいけないと思っていました。
とりあえず子どもを装ってこの時期を静かにやりすごしてしまおう、蛹にくるまれた虫のようにも思っていました。
 ですから中学時代に楽しい思い出などなにもありません。つらかったわけでもありません。息を殺して過ごしていたので、ほとんどなにも覚えていません。
 こんな私が、中学のことを語るなんてちょっとへんかもしれないともおもいますが、私のできなかった楽しいはずの中学時代を、子どもといっしょに送っていけたらと思ってます。
 私は悟りを開いたスゴイ人では当然ないわけです。今の中学生よりちょっと年喰ってるっていうだけで、あんまり偉そうなことはいえません。現役中学生の子どものことをちゃんと把握しているかといわれれば、そのつもりだけど、子どもからするとなにもわかっちゃいないと思われているかも知れません。しょせん、大人は子どものことを理解できるわけがないんです。ただ理解するよう心がけていきたいとは思ってます。
 もうひとつ、しょせん子どもも大人のことは理解できないんです、理解するよう心がけてね。
 偉そうにならないようにしたいとは思いますが、つい口走ってしまったらごめんなさい。
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